最近歌詞を書くことがほんの少し増えた。次のライブで披露する新曲で4曲目になる。
普段僕は「曲さえ良ければ歌詞なんてなんでもいい」的な発言をすることがある。しかしそれは歌詞というものについての考えをまじめに話すのが面倒だからとりあえず適当なことを口にしているだけなので、それを聞いたことがある人には深くお詫び申し上げないといけない。
僕は歌詞を音楽におけるアクセサリーだと思っている。人の本質や価値は決してアクセサリーによって決まるものではない。しかし、どのようなアクセサリーをつけているかで、その人の印象や雰囲気を大きく左右することができる。だから本当は、歌詞なんてなんでもいいとは全く思っていない。
今のところ4曲とも、曲を聴いてから歌詞をつけている。大体曲が僕のところに送られてくる頃には、あと1,2日以内に歌詞をある程度完成させないと間に合わないくらいのところまで期日が迫っている。もう少しゆっくり考えたいものだとは思いながらも、嘆いたところで期日は伸びてくれないので様々な妄想を繰り広げて歌詞を完成させている(実はいつもちょっとだけ間に合っていない)。
僕は他の人がどのようにして歌詞を書いているのかまったく知らない(あまり興味もない)ので、自分のやり方が一般的な方なのかどうかもわからないが、自分の場合はまず短編小説が書けそうなくらい、登場人物やその物語の設定をしっかり考える(この作業が1番楽しく、調子に乗って名前まで付けることがあるが、ここでの物語りに関してはメンバーにも伝える気はあまりない)。これさえ固めてしまえば、あとはそこに登場する誰かが歌詞を書いたらどのような内容になるだろうかと考えればいいので歌詞のテーマは簡単に決まる。しかし、僕の妄想の中で生活する様々な人々が現実世界の多くの人々(メンバーなどは特に)にあらわになるのは恥ずかしいので、「綾が書いた歌詞」という事実に甘えて、最終的な歌詞にまとめている。
文章が散らかってきたのでこの話はここで終わりたい(戻って書き直したりはしない)。
最初にも書いたように、次のライブ(10月26日)で初披露の新曲も僕が歌詞を書いた。タイトルは「ララバイもしくはレクイエム」だ。「ララバイ」か「レクイエム」で迷っているのではなく、「ララバイもしくはレクイエム」というタイトルの曲である。個人的には今までの中で一番気に入っている(まだ4曲しか書いていないが)。
歌詞について、そこに込めた思いとか、忍び込ませた遊び心について、書いた側が解説を加えるのはナンセンスだと思うので僕はしない。とは思ってはいるが、やっぱりいい歌詞が書けると色々話したくなってしまうのでもしかしたらうっかりどこかで話してしまうかもしれないが、今回のブログではまだ我慢ができそうだ。
ちなみに先日入ったスタジオで岩垣さんが「ララバイもしくはレクイエム」の歌詞について、僕とは違う解釈をしていたので(歌詞の解釈は受け取り手次第なので僕の意図と違っていてももちろん構わないが)、僕はこういう解釈で書いたと言おうとした。しかし、岩垣さんと廣岡さんは全然興味がなさそうだったので彼らにはもう話さない。
***
最後になったけど、12月16日 の2ndワンマンライブ『rough sketch』までいよいよ2か月を切り、残りの期間を今まで以上により加速して頑張っていこうと思ってます!
まだチケット買ってない人はもちろん待ってるし、せっかくやったら友達も誘ってみようみたいなのも大歓迎なのでみんなで盛り上げていけたらいいですね。
ちなみに最近当日のセトリとかかなり具体的に決まってきたけど超特大ボリュームの濃厚すぎる一日になる予感がしてきました。これ来るしかないね?
PS. 気が狂ったようなブログの内容思いついちゃったので、次回とは言えませんが年内のうちに無駄に特大ボリュームのブログ書こうと思うのでそっちもお楽しみに(楽しみにされてなくても書くが)。
綾
Comments