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  • itadura0616

綾の思考回路解体新書 (1)

僕には敬愛してやまない歌手の方が1人いる。いや、1人に限らず大好きな歌手はたくさんいるのだが(少なくとも好きなベーシストよりは多い)、その中でも特に圧倒的な方が1人いらっしゃる。


最近とあるラジオでその方は、手元の文字が随分と読みにくくなり、読書の時もリーディンググラスが必要になったとおっしゃっていた。確かに年齢的に老眼が始まっても違和感はない年齢である。そういった場合よく聞くのは、自分もそんな歳になったのかといった自虐の言葉ばかりに思われる。そこにポジティブな含みやネガティブな含みがあるかによってかなり印象は変わるが自虐に変わりわないしやっぱり聞いてて愉快なものではない(自分のことは棚に上げている)。

しかし、その方はそうではなかった。もともと視力はよかったから、老眼でぼやけていく手元の視界を見て、この歳になり、また新たな感覚に出会えるとは思っていなくて感動したと言っていた。しまいにはそれで新曲の歌詞を 1曲書いてしまう始末だ(しかも曲調はパンクでそんなシャウトもするのかとニヤニヤしながら聴ける曲でそれも最高によかった)。

僕はこの発言を聞いてよりその方のことが好きになった。やっぱり一生ついていこうと思った(もちろん勝手に)し、そういう気持ちは自分も常に持ち続けたいなとも思った。


僕はこう見えて(どう見えてるかはしらないが)結構ポジティブで前向きな人間なのだが、この方の影響を受けてそうなったのか、もともとそうだからこの方の生き方や思想に惚れ込んだのかはよくわからない。どちらにせよ、この方への陶酔具合は誰にも負けないと思う(そもそも勝ち負けを競うものではないが)。僕のようなメンタリティで生きたい人(そんな人がいるのかどうかはさておき)はまずこの歌手が誰なのかを特定してその方のラジオなどを聴いて思想を吸収して、思考回路のどこか主要部分にその方を住まわせるところから始めてほしいと思う。他にも僕の思想を形成する曲者の方々(褒め言葉)はたくさんいるのでこれだけでは不十分だが、その方々についてはまたいつかのブログで少しずつ書いていければいいなと思う。


 ***


今回こういったブログの内容にしようと思ったのにはきっかけがあった。最近いたづらは12月のワンマンがいよいよ近づいてきたこともあり、ブログでもそういったことに触れていく内容を増やしたいなみたいな話になった。その時廣岡さんに「でも綾はいつも自分の世界観でブログ書いてるから無理して合わせんでもいいよ」と言われた。文字にするとどこかキツい言葉なように聞こえるが、もちろんそんな刺々しい含みはない(と思っている)。

ここで僕は困ったのだ。逆張り癖のある僕はじゃあ逆にワンマンにがっちり寄り添った内容にしてやろうと思いそうなところなのだが、さらにその逆を張りたくなってやっぱり逆の逆に言われた通りワンマンとは全く関係のない内容にしてやろうとも思った。でもそうなるとやっぱりその逆をいってやろうという気も起こってくる。この厄介すぎる無限逆張り地獄症候群の結果今回のような構成のブログになった。

こんな僕がメンバーにいると他の2人も大変苦労することとは思うが、比較的温かい目と(もしくは完全に見限った冷たい目と)広い心で僕を受け入れてくれてる岩垣さんと廣岡さんへの感謝の意を表して今回のブログを終わりたいと思う。


それと1つ書き忘れたが、次回の11月16日にESSKA MUSEで行われるライブはいたづら2ndワンマンのちょうど1ヶ月前のライブで、なおかつワンマン前最後のライブでもあり、即ち今普段のライブで着ている衣装(↓)でのライブも最後ということになるので是非ともみんな来てください。来た方がいいです。




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